
こんな疑問を抱いていませんか?
最近では「ブログはオワコン」なんて声も聞くようになりました。
そのため、これから始めるのであればブログ以外のプラットフォームでの収益化を考えるべきなのではないかと悩んでいる方も少なくないと思います。
そこで今回はブログ同様の情報発信ツールでありながらブログよりも「稼げる」と話題のnoteについて取り上げてみたいと思います。
・・・というわけで本記事を読むと
- noteとは
- noteの収益化方法
- noteのメリット・デメリット
- 【ブログVS note】収益化を目指すならどっち?
- ブログ×noteで収益化を目指す!
以上のような内容を知ることが出来ます。
noteとは?
noteは2014年にサービス開始されたクリエイター向けのメディアプラットフォームです。
基本的には文章メインのプラットフォームなのですが他にも画像、音声、動画なども投稿、配信することが可能です。
要するにnoteってブログサービスなんですか?
このように思われるかもしれませんがnoteがブログとは決定的に違う点としてnoteは投稿したコンテンツそのものが商品として成立する点が挙げられます。
例えばブログの場合であれば記事そのものを有料課金するということはできませんよね?
そこが大きな違いです。
もちろん、ブログでも記事を有料にする手段はあるのですがnoteほど手軽に行うのは難しいのが現状です。
またnoteの場合はブログのような編集機能(HTMLやCSSなど)がないためデザイン面で他者と差がつくことがないという点も特徴のひとつです。
そのためブログの場合はある程度の知識がないと初心者さんには難しい面がある一方でnoteの場合は全くの初心者さんでも手軽に情報発信することが可能となります。
誰もが手軽にコンテンツを発信できるという点においてはブログよりもX(旧Twitter)やInstagramのようなSNSに近い存在と言えるのかもしれませんね。
noteの収益化方法
前述したようにnoteでは記事そのものを商品として販売することで収益化することが可能ですが記事販売以外にも収益化する方法はいくつか存在します。
ここではnoteの収益化方法、全6通りをご紹介していきます。
noteの収益化方法
- 有料記事
- 有料マガジン
- 定期購読マガジン
- メンバーシップ
- クリエイターサポート
- アフィリエイト
有料記事
noteで最もベーシックな収益化方法が有料記事の販売です。
記事の価格は100円~50,000円(有料会員の場合は最大100,000円)までの間で自由に設定することができます。
価格の相場としては大体100円~1000円程度のものが多いですが、マニュアル系の記事の場合はかなり高額な値付けをして販売しているクリエイターさんも少なくありません。
ブランディングが確立しているクリエイターさんやかなりの秘匿情報を持っている方であれば有料記事販売だけでもかなりの収益をあげることが可能となります。
有料マガジン
有料マガジンは複数の記事をひとつのパッケージとして販売して収益を上げる方法です。
複数の記事をまとめて販売することができるので、記事を単品で販売するよりもある程度のまとまった収益を期待することができます。
有料マガジンも有料記事同様に販売価格を自由に設定することができますのでまとめ買いのほうがお得に感じるような価格を設定すると売れやすくなります。
例えば100円の記事を10記事まとめて有料マガジンとして販売する場合には価格を880円などに設定してお得感を演出することで販売促進を図ることが可能となります。
定期購読マガジン
定期購読マガジンは月額料金を設定して定期的に記事あるいは作品を提供して収益を得る方法となります。
他の媒体における似たような収益化方法としては有料メルマガが挙げられます。
noteの場合はメルマガのようなテキスト情報だけではなく画像や音声も投稿することができますのでより幅広い使い方ができそうですね。
漫画、小説などの創作作品を連載したいクリエイターさんにとってはかなり相性が良い収益化方法と言えます。
メンバーシップ
メンバーシップとはオンラインサロンのようなコミュニティを作る機能です。
月額料金制という点においては定期購読マガジンと同様の収益化方法ですが、メンバーシップの場合は更新義務がないので新たなコンテンツを定期的にリリースする必要がありません。
主催者自身に価値があり、すでにファンが付いているのであれば最も容易く収益化できる方法と言えますが、実績がない初心者の方にとってはかなりハードル高めの収益化方法です。
クリエイターサポート
いわゆる投げ銭ですね。
収益を得るひとつの手段ではありますがクリエイターさんサイドでコントロールできる機能ではありませんので、どのくらいの収益を得ることができるのかは予測することができません。
あまり期待せず「サポートしてもらえたらラッキー」くらいの心持ちでいるべき収益化方法と言えます。
アフィリエイト
noteでは明確にアフィリエイトを禁止とはしていません。
しかし実質的に認められているのはAmazonアソシエイトのみとなっています。
noteはあくまでも「クリエイターさんの創作の場」ですので一般的なブログのように過度にアフィリエイト行為が行われることを好ましく思っていません。
アフィリエイトでの収益化をメインとするのであればnoteは適した媒体とは言い難いと言えますね。
noteのメリット
noteのメリットについてご紹介していきます。
noteのメリットは主に以下のような点が挙げられます。
- 無料で利用できる
- 難しい知識がいらない
- 多数の収益化方法がある
無料で利用できる
noteのメリットのひとつとして誰でも無料で利用できるという点が挙げられます。
前述したようにnoteはどちらかというとSNSに似た性質をもったネットメディアですのでお手軽さという点においてはブログよりもかなり優れています。
すぐにでも発信できる情報がある人やSNSですでに知名度がある人にとっては無料で始められて収益化機能も備わっているnoteはかなり魅力的なプラットフォームと言えます。
難しい知識がいらない
ブログで収益化をするのであればWordPress等の独自ドメインブログが推奨となりますが全くの初心者さんにとっては開設までのプロセスはもちろん、開設後もかなり難しいと思える局面に出くわすことが多々あります。
その点においてnoteの編集(投稿)画面はかなりシンプルでなおかつ装飾機能も限られていますので全くの初心者さんでも操作に迷うことは少ないと思います。
差別化を図ることが難しいという面においてはデメリットと捉えることもできますが、知識がなくともそれなりの出来栄えに整えることができるnoteは初心者さんにとってはブログよりも取り組みやすいメディアと言えます。
多数の収益化方法がある
記事自体を有料で販売したり、投げ銭機能があったりと収益化の方法が複数用意されている点もnoteのメリットと言えます。
ブログの場合は収益化を図るのであれば外部サービスを利用する必要がありますのでnoteのような直接課金のシステムは初心者さんにとってもシンプルで取り組みやすいのではないでしょうか。
noteのデメリット
続いてnoteのデメリットについてご紹介していきます。
noteのデメリットは以下のような点が挙げられます。
- 削除リスクがある
- 分析機能が貧弱
- アフィリエイトでの収益化は難しい
削除リスクがある
noteに限らず無料のプラットフォームを利用する場合には常に削除リスクは伴います。
ブログ収益化においても無料サービスではなく有料の独自ドメインブログが推奨されるのは「削除リスクを避けるため」というのが大きな理由のひとつです。
趣味の範囲であったり、収益化を目的としないのであれば無料のプラットフォームでも問題はありませんが、収益化を目指すのであれば常に削除リスクが伴う媒体をメインで使うのは避けるべきでしょう。
分析機能が貧弱
noteを本気で収益化の手段として使うのであればブログ同様に様々な分析ツールを用いてトライ&エラーを繰り返す必要があります。
しかし、noteに標準で備わっている分析ツールでは閲覧数、コメント数等を確認するくらいしかできません。
はっきり言って分析ツールとしてはかなり貧弱です。
法人向け高機能プランnote proではオプションとしてGoogleアナリティクスを利用することができますがかなり高額なため個人での利用は難しいのが現状です。
アフィリエイトでの収益化は難しい
前述したようにnoteで公式にアフィリエイトリンクが認められているのはAmazonアソシエイトのみです。
報酬単価が低いAmazonアフィリエイトのみで大きく稼ぐのはかなり難しいと思います。
アフィリエイトでの収益化をメインに考えるのであればnoteは適した媒体とは言い難いと言えます。
【ブログ VS note】収益化を目指すならどっち?
ここまでnoteの特徴やメリット・デメリットについて解説してきましたが収益化を目指すのであればどちらの媒体をメインで活用すべきか気になるところですよね。
僕の考えとしては全くの初心者の状態から収益化を目指してネットビジネスに参入するのであればWordPressなどの独自ドメインブログをメインの媒体として活用すべきとの結論に至りました。
その理由としては以下のような点が挙げられます。
- 削除リスクがない
- 資産になる
- キャッシュポイントが豊富
削除リスクがない
前述したように無料のプラットフォームには常に削除リスクが伴います。
これはnoteに限らず無料で提供されている情報発信媒体すべてに当てはまります。
情報発信するだけであればそれでも構わないのですが収益化を目指すのであれば削除リスクがある媒体をメインに据えるのは非常に危険です。
このような理由から、収益化を目指すのであれば削除リスクがあるプラットフォームではなく独自ドメインを取得して運営するWordPressブログ等を主戦場とすべきです。
資産になる
独自ドメインブログは削除リスクがないのはもちろん、資産としての価値が高まる可能性もあります。
noteは記事そのものを販売することが可能ですので資産価値があるように思われますが、プラットフォーム自体は借り物ですので自分の所有物とはなり得ません。
例えるなら人の土地を借りて商売をしているようなものです。
一方で独自ドメインブログの場合はすべてが自分の所有物ですので資産価値が高まればブログ自体を高値で売却することも可能となります。
キャッシュポイントが豊富
キャッシュポイントの豊富さという点においてはnoteよりもブログのほうが優れています。
ブログの収益化方法はブログ収益化の方法とは?やり方を5つのステップで解説!という記事でもご紹介していますが主に以下の3通りとなります。
- クリック報酬型広告
- アフィリエイト
- 商品(コンテンツ)販売
noteの場合はクリック報酬型広告やアフィリエイトでの収益化はできません。
noteの最たるキャッシュポイントは記事単体での販売ですので無名の方やかなりの秘匿情報を持った人でなければnoteのみで満足いく収益を得るのは難しいと言えるでしょう。
ブログ × noteでの収益化を目指そう!
前述したようにnoteの最たるキャッシュポイントは記事の販売です。
noteのユーザーアカウントには決済手段としてクレジットカード、入金先として銀行口座が紐づけられているためボタンひとつで簡単に記事の売買が可能です。
この点においてはブログよりもnoteのほうが優れていると言えるでしょう。
一般的なブログの場合、記事を販売するとなれば以下のような方法に依ります。
- 記事をPDFに起こして販売する
- パスワードを発行して限定記事として公開する
以前までであれば記事をPDFに起こして情報商材として販売する方法が主流でした。
しかし、現在ではPDFではなくnoteで記事を販売する方法が主流となりつつあります。
ブログで収益化を目指すのであれば最終的には利益率100%の独自コンテンツの販売という方法も視野に入ってくるはずです。
ブログが軌道に乗ってきてそれなりのブランディングが確立すればあなたのコンテンツを有料でも手に入れたいというユーザーさんは必ず現れます。
そのときにnoteはあなたの収益力向上に一役買ってくれるでしょう。
記事の販売はもちろん、メンバーシップでの収益化も夢ではありません。
現にブログをメインのプラットフォームとしつつ、noteの機能を活かして収益化に成功している方はたくさんいます。
まずはWordPress等の独自ドメインブログをじっくりと育てつつ、将来的にはnoteを収益化方法のひとつとして取り入れることができれば収益力をかなり伸ばすことができますよ!
まとめ
今回は「ブログ VS note」というテーマでお送りしてきました。
今回の内容をおさらいすると・・・
noteの収益化方法
- 有料記事
- 有料マガジン
- 定期購読マガジン
- メンバーシップ
- クリエイターサポート
- アフィリエイト
noteのメリット
- 無料で利用できる
- 難しい知識がいらない
- 多数の収益化方法がある
noteのデメリット
- 削除リスクがある
- 分析機能が貧弱
- アフィリエイトでの収益化は難しい
独自ドメインブログをメインの媒体として活用すべき理由
- 削除リスクがない
- 資産になる
- キャッシュポイントが豊富
以上のような感じです。
今回、本記事で最もお伝えしたかったのは「ブログをメインのプラットフォームとしてnoteは収益化手段として取り入れるようにしましょう」といういうことです。
PDFに起こさずとも簡単に記事販売ができるnoteはあなたのブログ収益の幅を広げる強力な武器となり得ます。
初心者の方であればまずはWordPressブログを始めて、行く行くはnoteでの収益化も視野にいれるようにすると良いでしょう。