
初心者の僕にも使いこなせますか?
こんなお悩みを抱えていませんか?
ブログ記事を書く作業って大変ですよね・・・。
そんな大変な作業を助けてくれるのが「書き方テンプレート」の存在です。
テンプレートに当てはめて書けば、初心者さんでも簡単に論理的で説得力がある記事を完成させることができるようになりますのでおおいに活用するようにしましょう!
本記事では数あるテンプレートの中から「CREMAの法則」について解説していきます。
記事の執筆作業でいつも大変な思いをしているという方はぜひ参考にしていただければと思います。
・・・というわけで本記事を読むと
- CREMAの法則とは?
- CREMAの法則の基本的な使い方
- CREMAの法則の具体例
- CREMAの法則の活用例
以上のような内容を知ることが出来ます。
CREMAの法則とは?
CREMAの法則とは以下のような要素から文章を構成する書き方テンプレートです。
- Conclusion(結論)
- Reason(理由)
- Evidence(証拠)
- Method(手段)
- Action(行動)
各要素の頭文字を順番に並べると「CREMA」となりますのでCREMAの法則と呼ばれています。
主題となる「結論」をまずは伝え、続いて「理由」を述べていくという流れはPREP法によく似た文章構成と言えます。
>> ブログの書き方テンプレート「PREP法」を解説【例文あり】
しかし、CREMAの法則がPREP法と決定的に違う点はその後に続く3つの構成要素です。
CREMAの法則では「Reason(理由)」の後に「Evidence(証拠)」、「Method(手段)」、「Action(行動)」という構成要素が続きます。
この3つの要素が加わることでPREP法にはない、以下のような効果を生み出すことができます。
- 結論に対する信頼性が高くなる
- 机上の空論感を払拭できる
- 読者さんに行動を促すことができる
結論に対する信頼性が高くなる
PREP法では結論の信頼性を高めるために「Reason(理由)」の後に「Example(具体例)」という要素が続きます。
「Example(具体例)」が示されることで読者さんはイメージがしやすくなるため共感は得やすいのですが結論の信頼性という点においてはいささか弱いところがあります。
一方のCREMAの法則では結論の信頼性を担保するために「Evidence(証拠)」となる客観的なデータや情報を提示する必要があります。
証拠が提示される分、結論に対する信頼性という点においてはPREP法よりもCREMAの法則のほうが優れていると言えます。
机上の空論感を払拭できる
どんなに理由や具体例を提示して説明しても「机上の空論でしょ!」と受け止められれば読者さんは次の行動には移ってはくれません。
読者さんを「その気」にさせるためにはしっかりと手段や方法を提示する必要があります。
CREMAの法則では読者さんの「Action(行動)」を喚起するために「Method(手段)」を示す文章構成となっていますので読者さんの机上の空論感を払拭することができます。
読者さんに行動を促すことができる
CREMAの法則のフレームワークに沿って文章を作成すると読者さんに次の行動を促すことが容易になります。
そのためCREMAの法則はセールスライティング用のテンプレートと捉えられがちですが、通常のブログ記事でも十分に使うことができます。
関連記事への誘導、アンケートの実施など、セールスに限らず何か読者さんに行動を促したい場合には積極的に活用したい書き方テンプレートと言えます。
CREMAの法則の基本的な使い方
CREMAの法則は以下のような構成要素から成り立つ書き方テンプレートです。
- Conclusion(結論)
- Reason(理由)
- Evidence(証拠)
- Method(手段)
- Action(行動)
Conclusion(結論)
まず最初に「結論」を提示します。
検索エンジン経由であなたのブログに訪れた読者さんは何か解決したい問題を抱えた状態でいるはずです。
そんな読者さんに対してまずはズバッと「結論」となる自分の考えを主張します。
あなたの主張に興味を抱いた読者さんは離脱することなく記事を読み進めてくれるはずです。
Reason(理由)
続いてその結論に至った理由を説明していきます。
読者さんは最初に提示されたあなたの主張に共感はしているもののさらに納得ができる理由が欲しいわけです。
最終的には読者さんの背中を押すことができるような説得力のあるしっかりとした理由を述べるようにしましょう。
Evidence(証拠)
前述した理由の裏付けとなる根拠を提示します。
このパートではあなたの主張を根拠のあるものとする必要があるのでなるべく客観性の高いデータや情報を証拠として提示するようにしましょう。
学術的なデータや権威がある人の発言などを引用すると効果的です。
セールス記事の場合は口コミ・評判といった第3者のコメントを紹介しても良いでしょう。
Method(手段)
最初に提示した「結論」の内容を実現するためにはどうすればよいのか、その手段を具体的に説明します。
ここで提示する手段はなるべく難易度が低い、誰でも実践可能なものを提示したほうが後の「Action(行動)」に繋げやすくなります。
例えば「ブログアフィリエイトを始めましょう」という結論に対して、その手段として「半年で100記事は書きましょう」という提案をしても「いやいや、無理ゲーじゃん!」となってしまい、読者さんは行動に移ることはないでしょう。
それよりも「まずはWordPressでブログを開設しましょう」といった誰でも実践可能な手段を提示したほうが読者さんに行動を促しやすくなります。
Action(行動)
最後は読者さんに行動を促します。
CREMAの法則ではこの「Action(行動)」のパートで読者さんに次の行動に移ってもらうことが最終的な目的となります。
通常のブログ記事の場合は収益記事へ誘導したり、メルマガへの登録を促すようにします。
収益記事の場合はアフィリエイトリンクへと誘導するなど、記事の目的に沿って読者さんに行動を促すようにしましょう。
CREMAの法則の具体例
CREMAの法則についての理解をより深めるために例文を混じえてさらに解説していきます。
Conclusion(結論)の例文
近年では政府による「働き方改革」の推進に伴い、副業を解禁する会社が増えてきました。
あなたも何か副業を始めたいと考えているのであれば、ブログアフィリエイトがおすすめですよ!
Conclusion(結論)の例文はこんな感じです。
「副業するならブログアフィリエイトがおすすめです」という結論をまずは提示します。
この結論に興味・関心を持った読者さんはこの後の文章も読み進めてくれるはずです。
Reason(理由)の例文
ブログアフィリエイトが副業に最適な理由としては以下のような点が挙げられます。
初期費用がほとんど掛からない
ブログの開設に必要な経費は独自ドメインとサーバーの料金のみです。
月額に換算すると約1,000~1,500円程度の出費です。
これほどの小資本で始めることができる在宅副業は他にはありえません。
利益率が高い
ブログアフィリエイトはランニングコストが低い分、利益率も高くなります。
つまり経費がほとんど掛からないということですね。
在庫を持たない
ネット副業として人気が高く簡単な手法のひとつに「せどり」があります。
近年ではAmazonのほかにメルカリといった売買サイトを利用したネットせどりで副業収入を得る人も増えてきています。
しかし、せどりでは在庫を抱える必要があるため売れ残ってしまった場合には赤字となってしまう可能性があります。
一方のブログアフィリエイトは在庫を持つことがありませんのでノーリスクで始めることができるのです。
定期的に一定の収入が入る
ブログアフィリエイトでは稼ぐ仕組みが整えば毎月一定の収入を見込むことができます。
あなたが寝ていてもテレビを見ていてもブログが勝手にお金を稼いでくれるのです。
こんなに魅力的な副業は他にはないのではないでしょうか?
Reason(理由)の例文はこんな感じです。
冒頭の結論に至った理由について具体的に述べていきましょう。
理由を説明されることで読者さんの理解が深まります。
Evidence(証拠)
実は上述した「ブログアフィリエイトがおすすめの理由」はすべて、実業家の堀江貴文さんの主張と合致します。
堀江貴文さんは自著の中で失敗しないビジネスの原則として以下の4つを挙げています。
- 小資本で始められる
- 利益率が高い
- 在庫を持たない
- 定期的に一定の収入が入る
ブログアフィリエイトはまさにこの原則に当てはまるビジネスですよね?
堀江貴文さんほどの著名な実業家が「失敗しないビジネス」としておすすめしているのですから副業で始めるのであればブログアフィリエイトは最適な選択と言えます。
Evidence(証拠)の例文はこんな感じです。
今回は前述した理由を裏付ける根拠として「著名人の発言」を引用してみました。
学者さんや著名人の発言は「Evidence(証拠)」としてはかなり有効ですのでおおいに活用するようにしましょう。
Method(手段)の例文
ブログアフィリエイトを始めるならWordPressがおすすめです。
無料ブログではアフィリエイトが禁止されている場合があるうえにアカウント削除リスクもあるためおすすめできません。
本気でアフィリエイトに取り組むのであればまずはWordPressでブログを開設しましょう。
WordPressブログを開設するならドメイン取得からインストールまで一気に完結することができるエックスサーバーの「WordPress クイックスタート」がおすすめですよ!
Method(手段)の例文はこんな感じです。
「WordPressブログの開設」という具体的な手段を提示しています。
Action(行動)の例文
前述したようにブログを開設するのであればエックスサーバーの「WordPress クイックスタート」がおすすめです。
開設方法については以下の記事で解説していますのでぜひご覧ください。
>> 関連記事へのリンク
Action(行動)の例文はこんな感じです。
最後は必ず読者さんに行動を促す文言で完結します。
基本的にはこの例文のように内部リンク(関連記事)や外部リンク(アフィリエイトページ)に誘導するのが一般的です。
CREMAの法則の活用例
最後にブログ記事におけるCREMAの法則の活用例について解説します。
CREMAの法則はセールスライティングのフレームワークとして活用されることが多いテンプレートですが、通常のブログ記事でも全然使えます。
記事の目的が「読者さんに行動を促す」ことなのであれば記事構成そのものをCREMAの法則に当てはめて作成するようにすると良いでしょう。
一般的なブログ記事の構成は以下のような要素から成り立ちます。
- リード文
- 本文
- まとめ分
これらの構成要素をCREMAの法則に当てはめると以下のようになります。
- リード文 → Conclusion(結論)
- 本文 → Reason(理由)/ Evidence(証拠)/ Method(手段)
- まとめ文 → Action(行動)
もちろん記事構成そのものだけではなく本文の各見出しパートでの活用も非常に効果的です。
CREMAの法則は簡潔に説得力がある文章を作成する際にはかなり効果的なフレームワークですので読者さんに行動を促すことを目的としたパートでは積極的に活用するようにしましょう。
まとめ
今回は数あるブログ記事の書き方テンプレートの中から「CREMAの法則」について解説してきました。
CREMAの法則は以下のような要素で構成される書き方テンプレートです。
Conclusion(結論)
Reason(理由)
Evidence(証拠)
Method(手段)
Action(行動)
CREMAの法則は書き方テンプレートとしては最も有名なPREP法よりも圧倒的に説得力がある文章が書けるうえに「集客記事」、「収益記事」、いずれのタイプにも用いることができる万能型の書き方テンプレートです。
記事作成の際にどの書き方テンプレートで書けば良いか迷った際にはとりあえずCREMAの法則のフレームワークに従って書いてみることをおすすめします。