
どのようなテンプレートなんでしょうか?
初心者の僕にも使いこなせますか?
こんなお悩みを抱えていませんか?
ブログ記事を書く作業って大変ですよね・・・。
そんな大変な作業を助けてくれるのが「書き方テンプレート」の存在です。
テンプレートに当てはめて書けば、初心者さんでも簡単に説得力がある記事を完成させることができるようになりますのでおおいに活用するようにしましょう!
本記事では数あるテンプレートの中から「PREP法」について解説していきます。
記事の執筆作業でいつも大変な思いをしているという方はぜひ参考にしていただければと思います。
・・・というわけで本記事を読むと
- PREP法とは?
- PREP法の基本的な使い方
- PREP法の具体例
- PREP法の活用例
以上のような内容を知ることが出来ます。
PREP法とは?
文章構成の「型」となるいわゆる書き方テンプレートにおいて最も有名であり、なおかつ多くのブロガーさんが活用しているであろうテンプレートが「PREP法」です。
PREP法とは以下のような要素から文章を構成する書き方テンプレートです。
- Point(結論) :~すべきです
- Reason(理由) :なぜなら~
- Example(具体例) :例えば~
- Point(結論) :ゆえに~すべきです
各要素の頭文字を順番に並べると「PREP」となりますのでPREP法と呼ばれています。
PREP法はブログ記事はもちろんですが、学生さんのレポート、あるいはビジネスマンの提案書や企画書等にも活用することができるかなり万能なテンプレートです。
中でもブログ記事においてPREP法が推奨される理由はその構成の妙にあります。
何か解決したい悩みを抱えた状態であなたのブログに訪れたユーザーさんはいますぐにその答えを欲しているはずです。
記事冒頭でその求めていた答えが提示されていれば「やっぱりそうか!」と納得したうえでその先も読みすすめてくれます。
最悪なのが、最後まで読まないと答えが分からない記事です。
ブログ記事を最後まで読んでもらえるかどうかは記事の序文パートでいかに読者さんの興味を惹くことができるかに掛かっています。
最初にズバッと答え(結論)を提示して読者さんの興味を惹く文章構成となっているPREP法はブログ記事には最適な書き方テンプレートと言えます。
PREP法の基本的な使い方
PREP法では以下のような構成要素を含めるようにします。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
Point(結論)
前述したようにブログ記事の肝は序文でいかに読者さんの興味を惹くことができるかどうかです。
序文パートで「自分が欲している情報ではない」と判断されればすぐにユーザーさんは離脱してしまいます。
記事を最後まで読んでもらうためにまずは最も大事なこと(結論)を伝えるようにしましょう。
Reason(理由)
結論に至った理由を述べていきます。
読者さんは最初に示された結論の根拠となる理由がなければ納得できません。
最初に伝えた結論が強固な説得力のあるものとなるようにしっかりとその理由を述べるようにしましょう。
Example(具体例)
理由の提示だけでは読者さんはイメージしずらいので具体例も示すようにします。
具体例が示されることで読者さんの理解も深まりますし、結論自体の説得力もグッと増してきます。
記事自体の信頼性を保つためには具体例の提示は必須と言えます。
Point(結論)
最後に再度、結論を述べます。
理由と具体例を読んで結論の信憑性に納得した読者さんに対して「やっぱり〇〇だよね」と念押しする形です。

PREP法の具体例
PREP法についての理解をより深めるために例文を混じえてさらに解説していきます。
Point(結論)の例文
ブログを始めるなら無料ブログが良いのかWordPressブログが良いのかというトピックで議論されることがしばしばありますが結論としては絶対にWordPressでブログを始めるべきです。
Point(結論)の例文はこんな感じです。
「WordPressでブログを始めるべき」という結論を最初に提示しています。
Reason(理由)の例文
無料ブログの最大のメリットは初期費用が全くかからないという点にありますが、それでも以下のようなデメリットの存在を考えるとやはりおすすめはできません。
- 規約変更による弊害
- アカウント削除リスク
- 無料サービスの停止
Reason(理由)の例文はこんな感じです。
理由が複数ある場合はこんな風に箇条書きで列挙するとわかりやすい文章になりますよ。
ちなみにReason(理由)のパートの書き出しは「なぜなら~」とする場合が多いですが、記事内でPREP法を多用した場合、常にそのような書き出し方だと単調で面白みのない文章になってしまうので注意が必要です。
参考になりましたでしょうか?

Example(具体例)の例文
規約変更による弊害
無料ブログの場合は突然の規約変更が行われる場合があります。
実際に無料ブログサービスのアメブロではアフィリエイト関係の規約は度々変更されています。
規約変更によってアフィリエイトが禁止となってしまったらこれまでの努力が水の泡となってしまいますので注意が必要です。
アカウント削除リスク
無料ブログではアカウントの削除リスクは常に伴います。
規約に反することなく運営していたはずのブログのアカウントがある日突然、バンされる可能性があるのです。
「規約に違反した覚えがない!」と憤ったところで後の祭りです。
良し悪しを決めるのは運営者サイドのさじ加減ひとつですので、アカウントを削除されても利用者は泣き寝入りするしかありません。
無料サービスの停止
費用がかからないという理由で利用してみたものの規約変更によって有料となったり、無料サービス自体が停止すると言ったケースもありえます。
事前予告があればブログを引っ越すこともできるのですが、ある日突然サービス側の不具合によりブログが消滅してしまうこともありえます。
無料ブログを利用する場合には常にこうしたリスクと隣り合わせであるということだけは覚えておきましょう。
Example(具体例)の例文はこんな感じです。
Reason(理由)が複数ある場合は必然的にExample(具体例)も複数挙げることになります。
Example(具体例)では読者さんに前述した理由の内容を深く理解して納得してもらうことが目的ですので客観的なデータや情報を盛り込むようにすると効果的です。
今回の例文の場合は「アメブロではアフィリエイト関係の規約は度々変更されている」という客観的な情報を盛り込んでいます。
Point(結論)の例文
改めてブログを始めるのであれば無料ブログはおすすめできない理由を挙げてみます。
- 規約変更による弊害
- アカウント削除リスク
- 無料サービスの停止
無料ブログのこうしたデメリット面を考えるとやはりWordPressでブログを始めるべきというのが僕の結論です。
Point(結論)の例文はこんな感じです。
最後に再び結論を述べることで記事の説得力が強固なものとなります。
注意点としてはあまりに強い言葉で締めくくると読者さんに押し付けがましい印象を与えてしまう可能性があることです。
読者さんの共感を得ることが目的の集客記事ではあまりに推しの強い印象を与えることがないようにソフトな言い回しで締めくくるようにすると良いでしょう。
PREP法の活用例
最後にブログ記事におけるPREP法の活用例について解説します。
PREP法は問題解決型の記事には最適なテンプレートです。
書き方テンプレートの使い分けに慣れないうちは記事構成そのものはもちろんですが、各見出しの文章にもPREP法を用いるようにすると良いでしょう。
一般的なブログ記事の構成は以下のような要素から成り立ちます。
- リード文
- 本文
- まとめ文
これらの構成要素をPREP法に当てはめると以下のようになります。
- リード文 → Point(結論)
- 本文 → Reason(理由)/ Example(具体例)
- まとめ文 → Point(結論)
さらに各見出し内の文章にもPREP法を当てはめます。
全体の構成としては以下のようなイメージとなります。
記事全体の構成 | 各見出しの構成 |
リード文 Point(結論) |
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本文小見出し1 Reason(理由)/ Example(具体例) |
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本文小見出し2 Reason(理由)/ Example(具体例) |
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本文小見出し3 Reason(理由)/ Example(具体例) |
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まとめ文 Point(結論) |
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PREP法は簡潔に分かりやすく要点を伝える際には最適なテンプレートですので、小見出しの文章構成ではかなり重宝すると思います。
他にもブログ記事には有用な書き方テンプレートは沢山ありますが、中でもPREP法は文章構成の基本と言える「型」ですので、ぜひ使いこなせるようにしましょう。
まとめ
今回は数あるブログ記事の書き方テンプレートの中から「PREP法」について解説してきました。
PREP法は以下のような要素で構成される書き方テンプレートです。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
PREP法は問題解決型のブログ記事には最適なうえに「集客記事」、「収益記事」、いずれのタイプにも用いることができる万能型の書き方テンプレートです。
文章構成の基本中の基本と言える書き方テンプレートですのでぜひマスターして自由自在に使いこなせるようにしましょう!