こんなお悩みを抱えていませんか？
ブログ記事を書く際には「書き方テンプレート」を利用することで簡単に論理的でわかりやすい文章を書くことが可能となります。
今回は特に「解説型」のブログ記事では重宝すること請け合いの書き方テンプレート「ホールパート法」をご紹介していきます。
「解説型の記事を書くときになんか上手く文章がまとまらないんだよなぁ・・・」なんてお悩みを抱えているのであればぜひホールパート法のフレームワークにあてはめて記事を作成してみることをおすすめします。
・・・というわけで本記事を読むと
- ホールパート法とは？
- ホールパート法の基本的な使い方
- ホールパート法の具体例
- ホールパート法の活用例
以上のような内容を知ることが出来ます。
ホールパート法とは？
ホールパート法とは以下のような要素から文章を構成する書き方テンプレートです。
- ホール（Whole：全体）
- パート（Part：部分）
- ホール（Whole：全体）
まずはじめにこれから伝える内容の全体像を示し、次に細かい部分について詳細に述べていくスタイルのフレームワークです。
最後に再度、全体像を伝えて文章をまとめるのが基本的な使い方ですが、小見出し記事でホールパート法を使う際には省略しても構いません。
ホールパート法の基本的な使い方
それではホールパート法の基本的な使い方について解説していきたいと思います。
ホールパート法は以下のような要素で構成されます。
- ホール（Whole：全体）
- パート（Part：部分）
- ホール（Whole：全体）
ホール（Whole：全体）
最初にこれから伝える文章の内容について説明します。
ブログ記事は序文でいかに読者さんの興味を惹くことができるかが肝となります。
何について語られているのかが明確ではない記事を最後まで読みすすめてくれるような読者さんはまずいません。
まずは読者さんの興味を惹くためににこれから伝える内容をしっかりと伝えるようにしましょう。
パート（Part：部分）
続いてパート（Part：部分）で詳細な内容について説明していきます。
基本的にホールパート法はこの「パート（Part：部分）」の内容が複数ある場合に用いるようにします。
似たような文章構成を持つ書き方テンプレートに「SDS法」というフレームワークがありますが、SDS法とホールパート法の使い分けについては以下のように考えると良いでしょう。
| ホールパート法 | 複数の事柄を分かりやすく簡潔に伝えたい場合 |
| SDS法 | ひとつの事柄についてより詳しく掘り下げて伝えたい場合 |
文章の目的によってこれらのテンプレートを使い分けるようにしましょう。
ホール（Whole：全体）
最後にあらためて文章の大枠（全体像）を伝えてまとめます。
文章を締める場合には最後に改めて全体像を伝えるべきですが、解説だけに終始する場合は必須ではありません。
記事のスタイルに応じてホール（Whole：全体）を最後に繰り返すかどうかは判断するようにしましょう。
ホールパート法の具体例
ホールパート法についての理解をより深めるために例文を混じえてさらに解説していきます。
ホール（Whole：全体）の例文
在宅副業として依然として人気があるのはブログアフィリエイトです。
なぜブログアフィリエイトは在宅副業として人気が高いのでしょうか？
今回はその理由について解説をしていきたいと思います。
ホール（Whole：全体）の例文はこんな感じです。
まずはこれから伝える内容の大枠（全体像）について提示します。
パート（Part：部分）の例文
ブログアフィリエイトが在宅副業として人気の理由は以下の３点です。
1. 初期費用がほとんど掛からない
2. 利益率が非常に高い
3. 時間や場所に縛られることがない
パート（Part：部分）の例文はこんな感じです。
今回の例文ではパート（Part：部分）の内容を羅列するのみとしていますが、必要であれば各パート毎にさらに詳しい解説を加えても良いでしょう。
ホール（Whole：全体）の例文
以上のような理由からブログアフィリエイトは在宅副業として人気が高いんですね！
文章の締めとなるホール（Whole：全体）の例文はこんな感じです。
ホールパート法のみで文章を完結する場合には今回の例文のように最後にホール（Whole：全体）を繰り返すことで読書さんの共感を得る形をとります。
ホールパート法の活用例
続いてブログ記事におけるホールパート法の活用例について解説します。
ブログ記事においてホールパート法を活用する場合には記事構成そのものにあてはめる場合と各小見出し部分での活用に留める場合とに分けられます。
記事構成そのものにホールパート法をあてはめる場合は以下のような活用例となります。
| 記事全体の構成 | 各見出しの文例 |
| リード文 ホール（Whole：全体） | 〇〇について解説します |
| 本文小見出し パート（Part：部分） | 小見出しタイトル：〇〇とは？ |
| 本文小見出し パート（Part：部分） | 小見出しタイトル：〇〇の特徴 |
| 本文小見出し パート（Part：部分） | 小見出しタイトル：〇〇のメリット |
| 本文小見出し パート（Part：部分） | 小見出しタイトル：〇〇のデメリット |
| まとめ文 ホール（Whole：全体） | 〇〇についての解説でした |
ひとつのテーマについて、解説に終始する場合はこのように記事構成そのものをホールパート法にあてはめて使うことができます。
さらに各小見出しパートにおいてもホールパート法は活用することができます。
例えば、「〇〇のメリット」について伝えるパートにおいては以下のようにホールパート法を文章にあてはめます。
〇〇のメリットは以下の３点です。
1 ✕✕である
2 ▲▲である
3 ◇◇である
以上が〇〇のメリットです。
複数の要点を簡潔に解説する場合には積極的にホールパート法を活用していきましょう。
まとめ
今回は数あるブログ記事の書き方テンプレートの中から「ホールパート法」について解説してきました。
ホールパート法は以下のような要素で構成される書き方テンプレートです。
ホール（Whole：全体）
パート（Part：部分）
ホール（Whole：全体）
ホールパート法は要点を簡潔に伝える場合には非常に便利な書き方テンプレートです。
特に「解説型」の記事では威力を発揮するフレームワークですのでぜひ試してみてください！